短小包茎・ズルムケ巨根。二人の主人公が、どこまでも堕ちていく。 白熱の羞恥小説二本立て！ 「被虐の履歴」 奥手で内気な性格の主人公・立野健一は、ふとしたきっかけからイジメの標的になってしまう。教室や部活での凄絶なイジメは歯止めなくエスカレートしていき、深夜の公園でのリンチへと発展。全裸にされ、公園中を犬のように連れまわされ、真性包茎を笑われながら人間ダーツの標的にされ……、さらに屈辱の命令が下される。 その先に健一を待ち受けていたのは、一生終わらない過酷な運命だった――。 少年から青年へ、青年から壮年へ。主人公の人生の転機にことごとく降りかかる悲運。学校、病院、会社など、様々な舞台で巻き起こる羞恥に、健一は耐えることができるのか。羞恥地獄へ落ちていく男の一代記。 「飯場全裸土下座」 資材メーカーのベテラン課長、三箇山忠雄の不注意による発注トラブルから、大きなダム工事がストップ。すぐに山奥のダムの建設現場へと急行し、頭を下げ陳謝するが、泊まり込みで働く男たちは怒り心頭。なんとか土下座で許しを請うも、荒くれた作業員たちからの無理難題をつきつけられ、追い詰められた三箇山は――。 男だけの現場で行われた、恥ずかしすぎる謝罪とは。飯場での衝撃の一日をお楽しみください。 PDFファイル形式なので、PC、Mac、iPhone、iPad、Androidでご覧いただけます。 （2017.11.　スマートフォン向けに文字のサイズを大きく変更し、本文の加筆・修正、付録の追加を行いました） A5サイズ 全193ページ（挿絵、あとがき、既刊のお知らせなどを含みます） 約37,000字